家でも外でも使える、容量1L前後の、保温力の高い水筒を探してたどり着いたのが、サーモスのアウトドアラインとして出しているステンレスボトル。
もっとも気に入った点が、このビジュアル。
ステンレスに黒いサーモスのロゴ。無骨な感じがたまりません。
もちろん、気に入ったのはデザインだけはありません。
パーツが少なくシンプルな構造
水筒のパーツの洗浄は、複雑で悩ましいですが、この水筒の栓は、昔懐かしいスクリュータイプ。
とにかく、パーツが少ないのが嬉しい限り。
スクリュー蓋本体と、シリコンのようなパッキン一つだけというこれ以上ないシンプルな構造。
今の所、中にお湯しか入れない予定なので、シリコンをはずして洗浄というのもそれほど必要なさそうです。
スクリューに切り欠きが付いていて、90度ほど回転させると注ぎ口からお湯が注げるようになっています。
お湯は、結構細めに出るので、熱湯を入れて外でコーヒーのドリップをすることもできます。
持ち運びしやすいハンドル付き
お湯を注ぐときは、ハンドルを持って本体を傾けます。ハンドルは、折りたたむことができるので、バッグの中で収まりがいいです。
本当はハンドルがないほうが、すっきりとしたデザインになるのでしょうが、これぐらい容量が大きいものになると、直径も大きくなり、ハンドル無しでは片手で注ぐことができなくなります。
ハンドルのデザインがすっきりしているのって、他に検討したけどなかなかないんですよね。
見た目より軽い
一見、凸凹していて無骨そうなビジュアルですが、見た目よりずっと軽いのです。
素材は薄くして軽量化しつつも、保温機能は譲らない、サーモスのこだわりが感じられます。
コップ付き
コップも付いていますが、今まで使ったことはありません。
外出時に、スクリューキャップ周りの汚れを防止するため、外に持ち出すときにはコップもつけていきます。この容量を一人で使うことがあれば、このコップも活きるのかもしれません。
「サーモス アウトドア用 ステンレスボトル」の惜しい点
お湯が細くしか出ない
スクリューに切り欠きが付いていて、90度ほど回転させると注ぎ口からお湯が注げるようになっています。
注ぎ口の上面に二箇所<pour>と書いてあるので、両方から注げます。90度回転させると最初の注ぎ口、つぎにさらに180度(最初の90度と合わせて270度)回転させるとまた注ぎ口があるんですが、この270度回転で注ぐと、なぜか出たお湯が分散してうまく注げません。
多く回転させると、たしかにお湯は多く出るんですが、なぜかすっと一本のお湯の線で出てこず、何本か横から飛び散るようにお湯が出てきてしまいます。熱湯をキープできる性能の水筒だけに、これは危ないかも。
私は、どっとお湯を注ぎたい場合や、中の残ったお湯を捨てるときは、スクリュー栓を外してしまってから注ぐことにしています。
口径が小さい
口径は大きくないので、大きいロックアイスなどは入りません。家庭で作る氷なら入りますが、がさっと急いで氷を入れたい人には不向き。
ただ、この口径の小ささは、キャップの構造の簡素化や、保温力の高さとも関係してくるので、口径が大きければ他の機能が損なわれる、となると、難しいところではあります。
折りたためるハンドルがガチャガチャ音がする
折りたたみ式のハンドルは、柔らかい樹脂素材などではなく、堅牢で劣化しなさそうなのはいいんですが、接合部がステンレスのため、本体とあたるとガチャガチャと音がします。
私は全く気になりませんが、もしかして音が気になる人もいるかもしれませんね。
とはいえ、ここが劣化する樹脂になってもいやですね。私は、このままがいいなと思います。
コップの素材が違う
コップは、見た目はクロム色ですが、ステンレスではありません。
樹脂なので、軽量化にはなりますが、使うのにテンション上がるかといえば、正直上がらない。
本体と同じような素材なら、さらによかったけど、そうするとこの価格では作れないのでしょうね。
アウトドアはもちろん、家でも毎日使っています
家では、暖房にガスストーブを使っていて、上が空いている時にはケトルを置いてお湯を沸かしています。余ったお湯は、このポットにキープ。
子どもたちが小さかった頃は、ポットに熱いほうじ茶を入れていたりしたものですが、家族が増え、一人一人の嗜好もちがう。
私が紅茶を飲みたくても、夫はコーヒー、長男は白湯、次男はほうじ茶といった具合なので、熱い飲み物を作り置きせず、お湯だけをキープする方法に変えています。
外に持ち出さないときには、キッチンの片隅にいつも置いています。
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